東北大震災から2ヶ月が経ちました。
5/12、ほとんど突然にLIVEを開催しちゃいました。
「TAYUTA」‥‥たゆた、さんです。
http://tayuta.hiho.jp/profile.html日本各地や世界を渡り歩いて吸収してきた彼らの音と一体感は
若々しく、のびやかで情熱的、ときに切なくどこか懐かしい‥‥
バンドを引っ張るリーダーのマサさん(パーカッション)、Hironoさん(ボーカル)
ギターの井咲さんと
ベースの豪さんが
盛りたてます。ファンキー&グルービー!!(←死語?)
職員、里で暮らすじっちゃんばっちゃんや、ワークの重鎮・のりさん、そして急な呼びかけにも関わらず来ていただいたお客さんを巻き込んで、楽しく演奏してくれました。
バンドにとって、普段よく演奏する場所やお客さんとは少し違っていても、さすがプロ!
みんなをノリにノセて、みんなノリノリ(←やはり死語?)、みんないい顔してます。
「たゆた」は、ゆったりと、のんびりと、あちらこちらと定めなく、ひと所にとまらないでゆらゆらと動く‥‥という意味の、「たゆたう」からきているようです。
まさに、ゆらゆらと‥‥演奏が終わったあとも、会場は心地よさに包まれました。
“ウゴウゴ”と鳴る珍しい楽器(ブラジルのサンバ楽器「クイーカ」)に、心もカラダもうごめきます。
誕生日前夜を歌って祝ってもらうサプライズも!
今回の企画は、沿岸部の被災地の避難所に常駐して支援をしたいと、銀河の里とつながりのある方からの紹介で銀河の里を介して現地入りして活動されている吉野和也さんの友人である(バンドのホームページの作成・管理も担当)TAYUTAさんを、ちょうど東北ツアー中だったことで急遽声かけをして演奏を承諾していただき実現しました。
LIVE終了後、被災地に何か支援をしたいと思いをもつ人達が集まって、吉野さんからの現地の報告と、いま私たちにできることを話し合いました。
バンドのメンバーも全員参加してくれました。
特にHironoさんはバンドのブログ(日記)のなかで、今回の震災で見直しを迫られている原発の問題について、自身のコメントだけでなく科学者の意見など分かりやすいものを紹介していて、高い関心が伺えました。そのなかで偶然、自給自足的な暮らしをしていた福島の川内村から岡山県に避難して被災地からの報告など活動をしている私の友人が紹介されていて、驚きました。
政府やマスコミからの情報だけでなく、声なき声を聞いてまずは知ること、が私たちにできる第一歩ではないかと思いました。
できることは限られているけれど、思いをもつこと、そしてできるなら何か行動に移したい。
正解なんてなくて、それぞれができることを無理なく、ある意味楽しんでやっていけたら‥‥
今回のLIVEはそんな趣旨から急遽思いつきで始まったにも関わらず、予想以上の集まりとノリが実現できました。
今回集まったみなさんからいただいた募金は、吉野さんを通じて全額被災地での直接的な支援活動に充てさせていただきます。
たくさんの気持ちをありがとうございました。
TAYUTAのメンバーにも居心地よく楽しんでもらえたようで、また次回につなげていきたいと思います。よろしくお願いします
【ワークステージ ささきてつや】