産業廃棄物運搬用の、アームロール車。車体から荷台の脱着が自在にできます。
神戸でのトラック購入の思わぬ縁でつながることとなった、被災地への支援を行なう「たすきプロジェクト」。今回新たに神戸から支援品を積んで、猪苗代の避難所を経由してから当地へ来てくれた、谷田優一さん。本業は北川組というリサイクル業で、NPO「未来の環境を考える会」にも取り組んでおられます。
運送ボランティアは今回で2度目とのこと。残念ながらとんぼ帰りしなければならないとのことで、ほんの少ししか話せませんでしたが、情熱ある面白そうな方でした。一期一会の楽しさ、つながりに感謝です。
彼から預かった“たすきバック”は、5月4日に前回訪ねた大槌や新たに山田町の避難所などに届けてきました。
連絡先や必要なものなどを聞く事ができたので、つながりを深めていけたらと思っています。
もっと自然に笑顔や笑いがこぼれるような関わりやお手伝いができるときまで、写真は控えることにしました。
要望として、春〜夏向けの普段着(長袖の薄着など)・ジャージ、男性用M〜LLの作業着、ベルト・安全靴・長靴・普段用のシューズ、皮手袋・耐油・耐水手袋、帽子など、主に外作業に必要なものが挙げられました。他に日焼け止めや化粧品、礼服などもあれば助かるとの声や、仮設住宅や避難所の統廃合に伴う移動などにも持ち運び・整理しやすい衣装ケースなどが、便利なようです。そして何より、非常食やインスタント・レトルト食品が中心の食事による栄養の偏りが各地で問題となっていて、生鮮野菜や柑橘類などが重宝されています。
狭い避難所暮らしでは個人の所有物を置けるスペースも限られていて、見通しの立たないなか長期にわたる生活で精神的負担や苦痛も相当なはずです。できる範囲で継続した支援を行なっていきたいと思っています。
上記の物品(洗濯してあり汚れ・染みのない上着以外は、極力新品で)提供やお手伝いなどできる方は、ご連絡いただければ幸いです。
【ワークステージ 佐々木哲哉】