2011年07月28日

それぞれの稲

7月上旬の稲の様子です。
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田んぼ一面にひろがる浮き草。

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「イチョウウキゴケ」といって、イチョウのような葉をひろげて水面を浮遊しています。
農薬や水質汚濁によって数が減少し、準絶滅危惧種となっています。

銀河の里の農産物は、特にお米と露地野菜はなるべく農薬や化学肥料を使わないように栽培しています。
お米の場合、今年は化学肥料も不使用でチャレンジしはじめました。
除草技術さえクリアできれば無農薬も充分可能だとは思っていますが、まだ簡単には踏み切れない状態です。

なので、特別こだわった栽培を実践している田んぼでもないのですが、隣接している余所の田んぼには全然いないのに銀河のこの田んぼにだけ棲息しているのが不思議なんです。


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こちらは別の場所の田んぼ。
たまたま1本植えとなった苗ですが、旺盛に生育すると次から次へと茎が増えて(業界用語では「分けつする」といいます)扇状に株がひろがっていきます。
こんな稲株に育つ田んぼにしていきたいです。

毎年もち米の田んぼをみんなで手植えしていますが、植えてから収穫するまではなかなか稲の姿をみる機会がない人が圧倒的です。
そんな稲の生長する姿を身近に見て何かを感じ取ってもらえたらと、今年から「バケツ苗コンテスト」を始めました。

やってみたいと応えてくれた職員や利用者さんが、それぞれ好みの容器や土を用意して、自ら選んだ苗を植えました。
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「元」大工さんのバケツ苗。主張してます!(笑)

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私のバケツ苗のひとつ。1本植えです。
水やり以外特に何もしてませんが、田んぼから選んで持ってきた土がよかったようで、どれだけ茎が増えて穂を出してくれるか楽しみです。


【ワークステージ ささきてつや】
posted by ginga at 23:04| Comment(2) | TrackBack(0) | 田舎の風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
本日 長崎県長崎駅前のイベントでお米を発見。
盛岡に住んでる娘を思い出し速攻で購入。(袋には岩手、ひとめぼれ、H23年度 精米日は11/22と書かれてました。)
最近始めた糠漬けと一緒に美味しく戴きました。

継続して購入したいとも思いますが、ネットショップでは販売なさっておられないのでしょうか?
今秋 単身赴任で東京から長崎に来た者故に、余り多くは購入出来ませんが。。。
Posted by 杜の熊 at 2011年12月03日 21:20
杜の熊様
この度はコメントおよびお米の購入のご検討をいただきまして、誠にありがとうございます。返答が遅くなりまして申し訳ございません。
さて、お米の販売につきましては、現在ネットショップでの販売の準備を行っておりますので、もうしばらくお待ちくださいますようお願い申します。

また、ご注文は電話、FAXでも承っております。
1キロ500円です。送料は別途いただきます(長崎までですと735円)
一度のご注文で10キロご購入いただいた場合、送料無料とさせていただきます。また、玄米での販売も行っており、1キロ450円でございます。
どうぞご検討くださいますよう、お願い申し上げます。

電話:0198-32-1788
FAX:0198-32-1757
メール:yu-wa@ginganosato.com
担当:米澤
Posted by 米澤 at 2011年12月07日 14:05
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