祖父の代から育てられてきた樹齢50年以上のリンゴの木はすでに限界を超えており、昨年も小ぶりながらもリンゴをたくさん実らせてくれました。
「リンゴ園は好きなようにしてよい。古い木は切って新しい木を植えていこう」
との亡き祖父の遺志をつぎ、思い切って今年は古い木を伐採しました。
切り株の状態まではチェーンソーで伐採できたものの、それ以上は人の力では難しいと判断し、バックホー(油圧ショベル)で掘ることに。
トラックでリンゴ園へバックホーを運搬し、いざ切り株&根っこ掘りを開始!
根っこ掘りを開始し、その根っこは想像以上に長く伸びており、根っこを掘るというよりもバキバキバキッ!と根っこを折る作業となりました。
約30分の格闘の末、
直径2メートルは軽く超えた巨大な根っこが掘り起こされました。
人と比べるとその大きさは、さらに強調されますね。
とりあえず掘った根っこはワイヤーで吊り上げて、作業の邪魔にならない場所へ。
バックホーによる根っこ堀り作業と平行に、新しい苗を植える作業も行いました。
苗が大きなダンボールで2箱。この2箱に約100本のリンゴの苗木が入っています。
さてここからは、猿でも分かるリンゴの苗木の植え方講座の始まり始まり〜
支柱から10cm以上離し、写真の角度のように少し斜めにします。
植える位置と角度が決まったら、肥料と消石灰を振ります。
あとは土をかぶせていきます。途中、何回か肥料と消石灰も振ります。
ある程度土をかぶせたら、表土をかぶせます。
最後は水をかけて終了です。
1本植えるのに3分程度の作業ですが、
米澤リンゴ園には今年100本植えますので、結構時間がかかります。
利用者の活躍もあり、3日で60本植える事ができました。
4月14日(木)には、銀河の里で植樹を計画しております。
植え方も2年目となりましたので、ワークステージの利用者の活躍に期待です!
【ワークステージ よねざわみつる】